築地の朝は早いです。
まず出勤してきたら、お客様のご注文を確認します。
お客様のご予算、ご要望(例えば、サイズ、産地、質)に合わせて、何を仕入れるかを築地場内の事務所でまとめます。
水産卸会社7社が産地からの委託を受けて、せり場へ魚を用意しています。
そこへ尾辰商店含め、築地の仲卸800社がせりないしは相対で購入します。
尾辰では先ほどまとめたご注文をもとに トン単位の鮮魚や、産地も様々で全世界からきた魚介類、価格もピンからキリまで、サイズも大きいものから小さいものまでと、あちこちに山積みされた箱の中から、尾辰の目利きで、一発命中でお客様が求めている商品を選びぬきます。
より、お客様のご要望に応えられるよう、
卸会社から商品の情報を詳しく聞き、
確かな商品をご提供できるよう品定めします。
ご注文いただいた商品をパソコンへ打ち込みます。
お客様からのご注文は、かなり細かく指示されていますので、間違いのないように厳しくチェックします。
入力したデータは、「茶屋札(ちゃやふだ)」と呼ばれる専用の注文用紙へプリントアウト。
品物別に1枚ずつプリントされ、商品グループごとの買い付け者へ配布されます。
3号店で活魚をさばいて〆てます。
先ほど、活魚の競り場で目利きし、競り落としてきた鮮度抜群の活魚を、
多様化する飲食店の変化をとらえながら、皆様の要望にそった加工をしてご提供してます。
1号店にて、店頭販売に向けての開店準備。
築地に買いに来てくださるお客様に向けて、 鮮度抜群の鮮魚や時には珍しい鮮魚など、
毎回新しい発見があり、毎日来ても飽きない 商品を並べるよう心がけております。
1号店店舗販売 お客様の鮮魚の相談に乗ったり、 鮮魚別で美味しい調理方法をご提案しています。 まずは、お気軽に築地場内の尾辰商店へお立ち寄りください。
2号店にて、お客様へ納品する配送用の品物を箱に詰めます。
お客様へ一番いい品物をご提供するために、築地場内で店舗を構えている仲間の専門店へ買い出しに行きます。
商品が揃ったら、配送用の品を茶屋へ持っていきます。
店舗にご来店いただくお客様の用途や、サイズに合わせて加工します。
引き続き、配達用の活魚をさばいて〆ます。
三枚に卸したり、内臓だけ抜いたり、鱗だけ取ったりと様々なニーズにお応えします。
営業では、お客様に合う旬の商品や、尾辰おすすめの商品をご提案したり、
メニューの開発も一緒に考えたりしてます。
配送では、新鮮な魚をお客様のご希望の配送時間に到着するように、
自社便や運送会社を駆使して配送しております。
配送時にその日仕入れた魚介類について説明をしたり、お客様からのリクエストなども聞き、ニーズや改善点等を入手。それら現場の生の声は会社全体で共有し、より良い業務へつながるべく反映させます。